フィオに泣かされた日
10.03.20
昨日は…
一日中泣いていました。
ヒノクレだよう。(´・皿;`)
キュウソの巣にあった果物を食べたせいで、
虫歯が3本もできてしまい、一昨日からその治療!
そしてこれが虫歯退治のその戦果だ!!
虫歯退治1匹目にして、一番痛かった憎いやつ。
そういえば歯を痛くするおなじみのこの虫、
正式名はレプトコッカスという
寄生虫のカイガラムシなんだそうです。
はー。言われてみれば…知らなんだ…
歯のカルシウムを好んで食べるこの虫は、
ネズミの歯に特に多く寄生しているんだそうです。
なのでネズミの仲間のキュウソが捕ったエサを生のまま食べると、
食べた人もレプトコッカスに寄生され
ひどい目に遭うという…。
はー。もう危険なことはしないと決めたよ。
ホント思い返せば散々でした。
フィオにフルーツあげようと思って、
キュウソの巣に忍び込んで、
危うく食べられそうになって、
フィオに怒られて…
んで、フィオを泣かした。
泣きながら怒るフィオを見ながら色々と考えた…
思えば奴隷時代は毎日怒られてばっかだったけど、
わたしのために怒ってくれた人はいなかったなーって…
だからそんな人のためにも、
もっと自分を大切にしようって…
不思議だ。
他人を大切にしようと思ったら、
自分を大切にしないといけないんだって思うなんて、
奴隷時代じゃ考えられない発想だった…
そして怒られたのに、
怒った人をますます好きになるなんて…
ホント不思議だ!
そんなわけで昨日は一日中痛みと
喜びを噛み締めて泣いていました。
うん。フィオには泣かされまくりだな!
ヒノクレの沈黙
10.03.18
まだまだ寒さ厳しい季節ではあるが、
そんな中でも時折初春の空気漂う日が
混じるようになってきた。
もう少しでこのダウンジャケットとも
お別れであろう…
そんな春の兆しとは裏腹に、
ヒノクレの元気が目に見えてない。
何を言っても「うん」とか「ああ」とか
寂しい返事しかしてくれない…
昨日、彼女がキュウソの巣から危険を冒して
果物をとってきたことを、私はひどく叱責した。
…むろん今までも彼女と
言い争いや喧嘩をしたことはあったが、
昨日のように本気で叱ったことは…
多分初めてであろう。
…むろん全てはヒノクレのことを思えばこそ…
…なんて言うのは叱る側の
都合のいい言い訳なのかもしれないな…
それでも…
元気のないヒノクレに話しかける…
だけど彼女はやっぱり口を聞かない…
いや、そもそも口を開くことを拒んでいるのだ…
そう…
これは…
虫歯ですね。
「あー…ヒノクレさん?」
「……ふん?」
「キュウソの巣にあった果物食べちゃいけないと
言いましたよね?」
「………ふふん…」
「それどう見たって、むし…」
「違うもっ!! (;@Д@)カッ → (;@皿@)ヒイイイ…」
「…冬の冷たい空気はこたえるだろうねえ…」
「こたえてなっ!! (;@Д@)カッ → (;@皿@)フウウウ…」
「…おもしろいねえ…」
「…ち、知覚過敏なだけです…
時がくれば自然と治ります…」
「そう。時がくると自然と治るの。
それなら心配ないわね(´^ u ^ )
でもそれは今日治療しましょうか!! ( ☆ Д☆ )カッ!」
「(;@Д@)イヤッ… → ・゚・(;@Д@)・゚・ダアアアアアアアアアアアアア!!」
というわけで、ヒノクレの虫歯の
退治に取りかかることとなったのであった。
…しかし…
はあああああああああああああああああああああああ
よかったああああああああ!
嫌われたんじゃないかとびびったぜえええええええええええええ!!
いやいやいかんな。ヒノクレが虫歯になったんだから、
喜んじゃあいけないな。
さっそく明日治療しないと…
いやでもホントよかったぁ~*
おし! ともあれ久々の虫歯退治!
あれは泣くほど痛いぞ(*` v ´*)♪
ネコ
10.03.17
ネコという生き物がいる。
それは氷河期前の地球に存在したといわれる幻の生き物。
曰くその身は軽くしなやかに跳ね、
どんな高所からも羽毛がごとくにふわりと舞い降り、
曰くその鋭い瞳はどんな闇の中でさえ全てを見通し、
隠れた獲物を見つけだしたという。
そしてなによりそのネコという動物は…
山よりも大きく、
一口でダイオウマイマイさえも丸かじるほどの
巨体であったというのだ。
そんな巨体でありながら、
素早く、夜目も利くというのだから恐ろしい。
今では絶滅してしまって、
純粋なネコを見ることはできないが、
今生きていたらと思うとゾッとする…
だが、その神話の生き物をも補食したといわれる
凶悪な生き物が、今この時代にも生き残っているのだ…
それがこの大ネズミ。
「キュウソ、ネコを噛む」の語源となった…
キュウソである。
ヒノクレしばく。絶対にしばく。
キュウソは冬の間エサに困らぬように、
大きな巣穴に木の実などのエサを貯め込む。
そしてそのキュウソが貯め込んだエサをとろうとして、
毎年多くの犠牲者がうまれ、
そしてその仲間に入ろうとするバカがいて、
そしてその尻ぬぐいをしなければならない保護者がいて…
はあ。
「…なんだろうね? これ、デジャブってやつ?」
「あはははは! 危なかったな!! でも助かってよかったな!!」
「…よかった? …はあ…よかった?」
「(;@Д@)いやいやいやいやいや! あれだぞ!
ほら、いっぱい木の実も採れたしな!!」
「…はあ。だから? …え? それが…」
「(;@u@)…それが…」
「遺言?」
「(;@Д@)あsdghぱshgphsdgはdg!!」
…はあ。
…しかし冗談事ではなく、本当に腹立たしい。
性格によるものなのか、それとも
育ってきた環境が原因なのかはわからないが、
どうにもヒノクレは危機感が薄い気がする。
好奇心も旺盛で不思議なことがあると
すぐに首を突っ込んでみたがるし…
なにより問題なのは、
そう言った性格なのに彼女が自分本位な
人間ではないということだ。
今回の件だって私が昨日
「しばらく果物食べてないから食べたいな…」
と言ったのを聞いての行動であろう。
だからこそ…
だからこそ、そういったことがわかってしまって、
ヒノクレを強く怒れない自分が
何より一番腹立たしい…
…いかんな。
ヒノクレのためにも、
一回きっちり怒らないといけないのだが…
…はあ。なんとも気が重い。
ケイセツのコウ
10.03.15
はぁ~。昨日は素晴らしいものを見ました。
いや、あれは素晴らしいなんて
一言であらわせるようなものじゃないな…
そう…
ちょー素晴らしかった!!
ヒノクレです(`・ω・´)!
てなわけで、アリアから教えてもらったオススメスポットを
見てきたわけですが…
いやはや、よくできた妹だこと。
お姉ちゃんは感動しました。
フィオも…
まあ、フィオはあまりはしゃがない子なので
「ふ~ん」って言っていましたが…
あれは内心絶対感動してるな!
「私こんな素敵な光景見たことない!
もう感動でおしっこちびっちゃう!!」
と、心の内では思っていたに違いありません!
このツンデレさんが!!
…うん。今日の日記はフィオには見せれんな…
しかしホント、ケイセツというのは変わった生き物でした。
羽もないのに何でプカプカ浮くんだろう…
…ほう。浮遊するために体の中でスイソを発生させて、
それと同時にアルゴンなどの気体をバラスト代わりに…
わかんないよ。何語だよ。
…………………
ガッツで浮くんだそうです!
フィオ説明上手!!
はー。そういえばわたしの故郷でも
“ケイセツのコウ”ってことわざがあったのを思い出しました。
えーと…確かアレは…
小さな光でもたくさん集まれば美しいってことだったかな?
昼間げんなりするような見た目のケイセツも、
夜になると体内のバクテリアが光って
とても綺麗に輝きます。
なので、この時期に群れをなして飛ぶケイセツは
夜見るとホント綺麗で…
まさしく“ケイセツの光”だな。
夜だったのに感動で元気が出たよ。
さすがのフィオもここまで綺麗だとは思っていなかったようです。
ふふ…図鑑だけの女はさぞやちびりまくったことでしょう!
にしてもホント、昨日はアリアの言ったように
“綺麗な花吹雪”を見ることができてよかったよ。
ふむ。やっぱりアクシミリアに行って正解だったな(*´ ε `*)
空飛ぶ甲羅
10.03.14
ああああああああああああああああああああああああああああああああああああ
…まあいいや。すんだことはしょうがない。
サンクコストと割り切って前向きに歩こう…
アクシミリアを後にし、色々とわけあって
なぜかまた逃亡生活をおくる羽目になってしまったわけだが…
…わけだがああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ
「しかし! アクシミリアの悪夢で何も得ぬまま
ノコノコとただ去っては、
このローレシア一の起きあがり名人と呼ばれた
フィオナ様の名がすたるってもんだ!!」
「…ようは転んでもただは起きない子ってことな…
学校でもあいかわらずだったんだな…」
「七転び八起き!!」
「……………ん。転んだ状態からカウントし始めればそれも可能か…」
「………おお。そうか私は初めから転んでいたのか…どーりで…( ´゚ ー゚ )」
「うそ! 今の超うそ!! フィオ元気だせ! わたしは超好きだぞ!! (*^ ∀^*);;」
「七転八起に七転八倒…(´・ω;`)」
「ああ…意味はわからんが気持ちは伝わった!(;@皿@)」
…はあ。まあいいや。好きって言ってもらえたし…
…じゃないな。写真の説明が全くだ。
この写っているのはケイセツという空を浮遊する…
なんであろう? 棘皮動物であるからウニの仲間であろうか?
この時期ケイセツは群れをなし、
このように空をフワフワと漂っているのである。
…で、なぜこの地味な生き物ケイセツにまみれているかというと…
「旅人なら一度はあの光景を見ないと!
今の時期なら一足早い花吹雪が見えるかもですよ!」
と、アクシミリアで出会った素敵なガイドさんから教えてもらい、
少しでも元をとってやるつもりで
このオススメのルートを通ってみたのだが…
ごめんなアリア…
姉ちゃんさっぱりこのよさがわかんないや…(´・ω;`)
いやまあ花吹雪と言えば花吹雪に見えなくも…
見えねえな。見えねえよ。
…そういば私の国にも“ケイセツの甲”という
ことわざがあったのを思い出した。
…確か大量に手に入っても硬くて食えないことから、
いくら集まってもダメなものはダメ…
という意味だっただろうか?
ま。でもたしかに一度は見ておいて損はなさそうな光景ではあるな。
…と、むりやり自分に言い聞かせ、
今日はノコノコとここにテントを張ることにした。
はぁ、がんばれ私。がんばる私。



